「アポは取れるのに売れない」を卒業!成約率7%→20%に変えた'泥臭い'逆転術
この記事でわかること
- 「アポは取れるのに売れない」状況の根本原因と具体的な解決策がわかります。
- 商談の録画分析や詳細なフィードバックによる'泥臭い'営業プロセス改善術を習得できます。
- 営業マネージャーが成約率を7%から20%に引き上げるための実践的なマネジメント術を学べます。
「アポは取れるのに、なぜか契約に繋がらない」これは多くの企業が抱える共通の課題です。営業プロセスの改善や成約率向上に関する検索需要が高いことからも、この悩みの深さが伺えます。 特に新年度を迎え、営業目標達成に向けた効率的なプロセス改善や、営業チームの育成・強化を求める経営層・営業マネージャーの関心は非常に高い時期でしょう。
私自身、株式会社Salesaurus代表の峠大輝も、かつては「アポは取れるのに成約に繋がらない」という壁にぶつかっていました。
大東建託を新卒で1年以内に結果を出せずに辞め、その後ベンチャー企業を渡り歩きました。アポはそれなりに取れるものの、商談からの成約率はわずか7%程度。いくら行動量を増やしても、一向に売上は安定しませんでした。この「泥臭さ」こそが、私が成約率を7%から20%に引き上げた最大の要因です。
「アポは取れるのに売れない」あなたの会社が抱える'見えない穴'とは?
アポが取れるのに売上が伸びない原因は、多くの場合、アポ獲得とクロージングの間に潜む'見えない穴'にあります。既存の記事ではアポ獲得やクロージング単体に焦点を当てがちですが、その間のプロセス改善と、現場の具体的な課題を見つけて指導するマネジメントに特化した実践的な内容は少ない傾向にあります。
この'見えない穴'とは、「見込み客がチャンスボールを蹴り飛ばしている」状況です。つまり、見込み客は契約する意欲があるにも関わらず、営業担当者のアプローチが的確でなかったために、自ら機会損失を生んでしまっているのです。
営業プロセス改善とは、何のために行うのか?
営業プロセス改善とは、 営業活動における一連の流れを分析し、ボトルネックとなっている箇所を特定して効率化・最適化することで、売上や成約率の向上を目指す取り組みのことである。
この'見えない穴'を塞ぎ、チャンスボールを確実にゴールに繋げるためには、個人技に依存せず、仕組みとして成約率を高める視点が不可欠です。
成約率7%から20%へ劇的改善!'泥臭い'営業プロセス改善の3ステップ
私が成約率を7%から20%へと劇的に改善させたのは、決して特別な才能があったからではありません。地道で'泥臭い'プロセス改善と、現場に深く入り込むマネジメントを徹底した結果です。
ステップ1: 商談の'完全可視化'が改善の第一歩
成約率向上への第一歩は、商談の内容を完全に可視化することです。具体的には、すべての商談を録画・録音し、文字起こしを行うことを推奨します。
商談録画に抵抗を感じる営業担当者は少なくありません。私自身も、初めて自分の商談録画を見た時は「自分の営業はこんなにもひどいのか」と恥ずかしくなりました。
しかし、「先のことが不安でたまらない人は、恥の感覚に支配されている」という言葉があるように、「恥をかきたくない」という気持ちの正体は、周りにどう見られるかよりも「自分が自分を許せない」という感覚に近いと私は思います。人に笑われても数日で忘れられるけど、自分が引きずる恥は長く残る。だから大事なのは他人じゃなく、自分との向き合い方です。
録画を通じて自分の課題に真正面から向き合うことが、成長への扉を開きます。
ステップ2: 商談分析の'型'を身につける
商談を可視化したら、次に必要なのは「分析の型」です。やみくもに振り返るのではなく、共通のフレームワークに沿って分析することで、再現性のある改善が可能になります。
商談分析とは、 営業担当者が顧客と行った商談の内容を詳細に振り返り、成功要因や改善点を特定するためのプロセスである。
私が大東建託時代、先輩に言われた通り「神宮館の運勢暦にハマっているから家族の名前を教えてほしい」とお客さんに伝えると、いとも簡単に10人ほどの情報を引き出せた経験があります。これは、成果を出している人の'型'を愚直に真似することの重要性を教えてくれました。我流でやるのは結果を出してからでいいんです。
昔、飛び込み営業を1日30件以上回っていた頃、断られるたびに気合いを入れ直していました。でも、成果が出始めた瞬間って、根性を足した日じゃない。「今日は誰の、何を確認しに行く日か」決めた日でした。買う気ゼロに提案しても、ただの迷惑。逆に確かめる質問を持って行くと、断られても前に進む。営業は行動量の前に、判断の置き場があるんです。
昔の自分はそこを完全に取り違えていました。量で殴るほど、学びは薄まる。判断が先、行動はその後です。
ステップ3: 逃げない'個別フィードバック'が成長を加速させる
商談の可視化と分析の型が整ったら、次はいよいよ具体的なフィードバックです。営業マネージャーは、録画された商談をもとに、営業担当者一人ひとりに逃げない個別フィードバックを提供してください。
私は転職先の出向先で、サボりが蔓延している中で、誰にも負けたくなかったし、大東建託を結果を出せずに新卒で入社して1年以内に辞めていたからやるしかなかった。他の人の倍以上飛び込み訪問をした結果、初月で営業成績47人中2位、5ヶ月目には1位に。6ヶ月目には上司からの信頼を得て、2人の部下を持つことができました。大手電力会社の責任者から50人の前でロープレして欲しいと依頼があったこともあります。
この経験から言えるのは、泥臭く結果を出すことで、信頼とチャンスは後からついてくるという証明です。そして、その結果を出すためには、具体的な行動へのフィードバックが不可欠なのです。
個人技に依存しない!成約率を最大化する営業マネジメント術
成約率を個人技に依存させず、組織全体で高めるためには、マネージャーの役割が極めて重要です。
「他責思考」を排除する環境作り
営業組織において、すぐに人のせいにして自分を省みない人がいると、チーム全体の士気が低下します。注意すれば「モラハラだ」「あなたの考えがおかしい」と逆ギレ、加害者に仕立て上げる厄介なタイプも存在します。
退職する際や人とお別れをする際に最後に「お世話になりました」を言わないどころか悪口を吐き捨ててから去る人もいます。そんな精神年齢の低い人がどこに行っても成功するわけがない。環境を見直すよりもまず自分を見直せって話です。
能力やカリスマ性がある場合もありますが、本質が他責思考だから必ずボロが出ます。深く関われば消耗するだけなので、処世術は距離を保つこと、ただそれだけ。マネージャーは、他責思考を許さない毅然とした態度で、自責で考え、行動する文化を醸成する必要があります。
経営者視点を持つ営業マンを育てる
成約率を上げるには、営業担当者自身が「売上」や「利益」への意識を高く持つことが重要です。
私は最近、東京の世田谷区に引っ越しました。今年いちばん大きい投資です。家賃は上がる、固定費も増える。でも守りに入った瞬間、事業は止まる。去年より、投資額を少しだけ上げた。この少しが効く。小さい差なのに、器が試される額。背中がぞわっとする緊張感がちょうどいい。
投資なくして拡大なし。縮こまったまま伸びる会社は見たことがありません。今年は大進化の年にする。恐竜みたいに、時代に爪痕を残す。
また、会食に行き始めたり、経営者と一緒に食事をすることが増え、グルメに興味を持つようになりました。おすすめ店舗リストはもうすぐ100店。今は平気で1回の食事に2万円とかも払えるようになった。これは単なる贅沢ではなく、経営者の方々との交流を通じて、彼らの視点や思考に触れるための'投資'です。営業担当者にも、単なる売上目標達成だけでなく、事業全体への貢献意識を持たせるための経験を積ませるべきです。
「判断の置き場」を共有し、チーム全体で成果を出す
個人技に依存しない営業組織を作るためには、「判断の置き場」をチーム全体で共有し、仕組みとして運用することが不可欠です。例えば、商談のフェーズごとに「何をどこまで確認すべきか」「次のアクションは何か」といった基準を明確にし、すべての営業担当者がそれに沿って動けるようにします。
この仕組みがあれば、特定の優秀な営業マンが不在でも、チーム全体の成約率が安定し、持続的な成長が可能になります。
FAQ
Q: 成約率が低い主な原因は何ですか?
A: 成約率が低い主な原因は、アポ獲得とクロージングの間に潜む「商談プロセスの見えない穴」です。見込み客の課題深掘り不足、提案内容のずれ、クロージングタイミングの失機といった点が主な原因です。
Q: 商談を録画するメリットは何ですか?
A: 商談録画の最大のメリットは、客観的な自己分析と具体的なフィードバックが可能になる点です。自分の話し方や顧客の反応を正確に把握し、改善点を明確にすることで、効率的なスキルアップに繋がります。
Q: 営業マネージャーが成約率向上に貢献するには、具体的に何をすべきですか?
A: マネージャーは、商談の完全可視化を推進し、共通の分析フレームワークを提供、そして個別かつ具体的なフィードバックを徹底することが重要です。また、他責思考を排除し、経営者視点を持つ人材を育成する環境作りも不可欠です。
Q: 営業プロセスの改善は、どのくらいの期間で効果が出ますか?
A: プロセスの可視化から分析、フィードバック、改善施策の実行まで、初期段階では数ヶ月を要することが多いです。しかし、一度仕組みが確立すれば、継続的な改善により、半年から1年で明確な成約率向上という効果を実感できるでしょう。
Q: 個人技に頼らない営業組織を作るにはどうすれば良いですか?
A: 個人技に頼らない組織を作るには、営業プロセスを標準化し、「判断の置き場」を明確に共有することが重要です。これにより、誰が担当しても一定の成果が出せるようになり、組織全体のパフォーマンスが安定します。
まとめ
「アポは取れるのに売れない」という悩みは、決して個人のスキル不足だけが原因ではありません。多くの場合、商談プロセスの'見えない穴'に起因しています。
本記事でご紹介した「商談の完全可視化」「分析の型」「個別フィードバック」という'泥臭い'3ステップと、マネージャーによる「他責思考の排除」「経営者視点の育成」「判断の置き場の共有」というマネジメント術を実践することで、成約率は確実に向上します。
Salesaurusでは、あなたの会社の営業プロセスに潜む課題を徹底的に分析し、成約率を劇的に改善するための具体的なコンサルティングを提供しています。個人技に依存せず、組織として強い営業チームを構築したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
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